海外FXライセンスの種類と特徴・業者のライセンス一覧

「海外FXのライセンスの種類と特徴について知りたい」

「海外FX業者のライセンスを一覧で知りたい」

このような海外FXのライセンスについて知りたい人向けに、海外FX業者のライセンス取得状況を一覧で紹介して行きます。

海外FXライセンスの種類と特徴についても紹介して行きます。

ライセンスの種類によっては、トレーダーへの補償(信託保全)が義務付けられているものもあるので解説して行こうと思います。

このページで分かること
  1. 海外FX業者がどの国のライセンスを持っているか分かる
  2. ライセンスの特徴や保証内容が分かる

 

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海外FXライセンスの種類と特徴

海外FXのライセンスの種類や特徴をご紹介します。

世界には様々な金融ライセンスが存在しますが、有名な金融ライセンスはイギリス(FCA)やキプロス(CySEC)などがあります。

また、ライセンス取得が簡単な国や、タックスヘイブンの税金がかからない金融ライセンスを取得している業者もあります。

・イギリス(FCA)
・キプロス(CySEC)
・ニュージーランド(FMA)
・オーストラリア(ASIC)
・ケイマン諸島(CIMA)
・ベリーズ(IFSC)
・イギリス領バージン諸島(BVIFSC)
・セントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA)
・セーシェル共和国(FSA)
・バヌアツ共和国(VFSC)

これらのライセンスの特徴について紹介して行きます。

 
イギリス(FCA)

日本語名特徴WEBサイト
金融行為規制機構世界で最も厳しい金融審査機関https://www.fca.org.uk/

FCAは「世界で一番取得が難しい金融審査機関」という特徴を持ちます。FCAのライセンスを取得している業者は、間違いなく信頼できる業者であると言えるでしょう。

また、このライセンスを所有する海外FX会社が万が一破綻しても、トレーダーには最大約1000万円まで確実に補償されます。

XMやHotforexが、このライセンスを持っています。

◆FCAライセンスを持つ業者
XM(海外向け)Hotforex(海外向け)

イギリスFCAライセンスがすべて海外向けに使われている理由は「ESMA(欧州証券市場監督局)」によってレバレッジ規制がかかっているためです。

現在はメジャー通貨30倍、マイナー通貨20倍までしかレバレッジがかけられないので、イギリスFCAを日本への運営には適用していません。

あくまでイギリスFCAを取得できる信用力を示す指標となっています。

 
キプロス(CySEC)

日本語名特徴WEBサイト
キプロス証券取引委員会イギリス(FCA)の次に厳しい、日本人NGhttps://www.cysec.gov.cy

CySECはFCAの次に取得が厳しく、また、ギリシャ債務危機問題から一段と規制を強化しました。

また、CySECは、海外FX業者に「ICF(投資家補償基金)への加入」や「分別管理」を義務付けています。

ICF(投資家補償基金)は海外FX業者の倒産の際に、上限額(1人2万ユーロ 約250万円)の範囲内で返金して顧客を助けるものです。

CySECの管理下の海外FX業者は信頼性が高いです。

◆CySECライセンスを持つ業者
XM(海外向け)iFOREX(海外向け)FBS(海外向け)

キプロス(CySEC)ライセンスがすべて海外向けに使われている理由は「日本居住の方はその海外FX業者に口座を開設することができない」ためです。

おそらく日本の金融庁からの圧力だと思われますが、日本の金融庁に配慮されていると考えられます。

キプロスCySEC自体は日本へ適用することはできませんが、CySECを持っているという信用性があります。

 
ニュージーランド(FMA)

日本語名特徴WEBサイト
ニュージーランド金融市場統制局平均的な信頼性https://www.fma.govt.nz/

ニュージーランド証券取引委員会にとって代わって2011年に設立されたFMAは、それ以来一段と規制を強化しました。

比較的審査は厳しめですが、そこまでのブランド力は感じない印象です。

似た名前で「NZFSP(FSPR)」という「金融サービスを提供している業者であることを名簿に登録して管理している組織」がありますが、NZFSPは金融ライセンスではありません。

「ニュージーランド金融庁のライセンスを取得している」と言いながらNZFSPを掲げている業者があれば要注意です。

◆NZFSP(FSPR)ライセンスを持つ業者
GemForex(日本向け)

GemForexはFMAではなくNZFSPとなっています。

日本では人気の海外FX業者なので、正しいライセンスを取得して欲しいですね。

 
オーストラリア(ASIC)

日本語名特徴WEBサイト
オーストラリア証券投資委員会日本へのサービス提供が禁止されているhttps://asic.gov.au/

オーストラリア(ASIC)は以前はPepperstoneなどが日本向けにライセンスを持っていましたが、日本の金融庁の圧力により、日本から撤退せざるを得なくなりました。

そこで誕生したのがTitanFXですが、それ以降、オーストラリアASICを使って日本に対する運営を行うことはできません。

 
ケイマン諸島(CIMA)

日本語名特徴WEBサイト
ケイマン諸島金融庁イギリスの領土、イギリスの法律に準拠しているhttps://www.cima.ky/

ケイマン諸島はイギリスの領地のため、島内の金融機関はイギリスの法律に準拠しています。

オフショア金融規制機関として信頼性と安全性が高いです。

このライセンスを持っている主な海外FX業者はTradeviewです。

◆CIMAライセンスを持つ業者
Tradeview(日本向け)

 

ベリーズ(IFSC)

日本語名特徴WEBサイト
国際金融サービス委員会オフショア規制機関で非課税で事業が運営できるhttps://www.ifsc.gov.bz/

ベリーズIFSCはマイナーなライセンスではありますが、非課税で事業が運営できるというメリットがあります。

信頼性が高いとは言えませんが、「信頼性が高い = 何かと規制が厳しい」ということになるので、日本向けライセンスは甘いところを使っている業者が多いです。

このライセンスを持っている主な海外FX業者はAxioryとFBSです。

◆IFSCライセンスを持つ業者
Axiory(日本向け)FBS(海外向け)

 
イギリス領バージン諸島(BVIFSC)

日本語名特徴WEBサイト
イギリス領バージン諸島金融サービス委員会イギリス(FCA)は別で信用度は低いhttps://www.bvifsc.vg/

BVIFSCはイギリス(FCA)とは違って信用度は低く、金融機関が破綻した際の補償は原則としてありません。

ここもオフショア金融でタックスヘイブンです。

このライセンスを持っている主な海外FX業者はiFOREXです。

◆BVIFSCライセンスを持つ業者
iFOREX(日本向け)

 
セントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA)

日本語名特徴WEBサイト
セントビンセント・グラナディーン金融庁オフショアライセンスhttp://svgfsa.com/

オフショアライセンスのFSAは、マイナーなライセンスで、このライセンスを持っているからといって、特別信頼できるというわけではありません。

ただ、規制する金融機関の情報開示を行っています。

このライセンスを持っている主な海外FX業者はHotforexです。

◆セントビンセントFSAライセンスを持つ業者
Hotforex(日本向け)

 
セーシェル共和国(FSA)

日本語名特徴WEBサイト
セーシェル金融サービス庁オフショアライセンスhttps://www.fsaseychelles.sc/

FSAは取得の難易度が極めて低いオフショア金融のライセンスです。

保有するライセンスがFSAだけという海外FX業者は、あまり信頼性が高いとは言えません。

FSAを持っている主なFX業者はXMです。

XMはイギリスFCAやキプロスCySECを持ちながら、日本への運営はセーシェルライセンスを使っています。

日本の金融庁は、先進国の金融庁に何かと圧力をかけているようで、マイナーライセンスで運営せざるを得ない状況があります。

◆FSAライセンスを持つ業者
XM(日本向け)

 
バヌアツ共和国(VFSC)

日本語名特徴WEBサイト
VFSCの概要金融サービス委員会オフショアライセンスhttps://www.vfsc.vu/

バヌアツVFSCは、オフショア金融ですが、規制を強化し始めています。

取締役規定を強化したり、賠償責任保険への加入を義務化するなど、信用力を高める動きを見せています。

このライセンスを持っている主なFX業者は、TitanFXとFBSです。

◆VFSCライセンスを持つ業者
TitanFX(日本向け)FBS(日本向け)

 

海外FX業者の金融ライセンス一覧

ここでは、それぞれの主要海外FX業者が所有する金融ライセンスの一覧をご紹介します。

 
XMのライセンス

XMでは、キプロス証券取引委員会とセーシェル金融庁から、金融ライセンスを取得しています。

また、以下の欧州10ヵ国の金融規制当局において、金融業者として登録されています。

・イギリス(FCA)
・ドイツ(バフィン)
・スペイン(CNMV)
・ハンガリー(MNB)
・イタリア(コンソブ)
・フランス(ACPR)
・フィンランド(FIN-FSA)
・ポーランド(KNF)
・オランダ(AFM)
・スウェーデン(FI)

また、上記のうち、「セーシェル(FSA)」だけが日本向けのライセンスになっており、その他のライセンスは海外向けライセンスとなっています。

日本向けライセンスセーシェル(FSA)
その他ライセンスFCA,CySEC、ASIC、BaFin、CNMV、MNB、CONSOB、ACP、FIN、KNF、AFMFI

XMでは以下の3つの会社に分かれていて、XMTrading(会社名:Trading Point)が日本向けに営業をしています。

・Trading Point of Financial Instruments UK ltd
 (ヨーロッパ法人)
・Trading Point of Financial Instruments Pty ltd
 (オーストラリア法人)
・Trading Point (Seychelles) Limited
 (セーシェル法人)

XMの公式サイト

 
Axioryのライセンス

日本向けライセンスベリーズ(IFSC)
その他ライセンスなし

関連記事:Axiory公式 安全性について

Axioryはベリーズ(IFSC)の金融ライセンスのみとなり、ベリーズライセンスを使って日本向けの運営をしています。

以前聞いた話だと、イギリスFCAのライセンスの取得を目指していることを聞きました。

Axioryブランドは日本向けだけのようで、海外では他のブランド名を使って運営しています。

Axioryの公式サイト

 
GemForexのライセンス

日本向けライセンス無登録(ニュージーランドのNZFSP(FSPR)のみ)
その他ライセンスなし

関連記事:GemForex公式 金融ライセンスについて

GemForexはニュージーランド(FMA)の金融ライセンスではなく、偽物の方のNZFSP(FSPR)となります。

GemForexの公式サイトではライセンスを持っている表現をしていますが、注意が必要です。

GemForexの公式ホームページ

 
Tradeviewのライセンス

日本向けライセンスケイマン諸島(CIMA)
その他ライセンスなし

Tradeviewは、ケイマン諸島(CIMA)の金融ライセンスのみとなります。

Tradeview公式サイト

 
TitanFXのライセンス

日本向けライセンスバヌアツ(VFSC)
その他ライセンスなし

TitanFXはバヌアツ共和国(VFSC)の金融ライセンスのみになります。

TitanFXの公式サイト

 
iFOREXのライセンス

日本向けライセンスイギリス領バージン諸島(BVIFSC)
その他ライセンスCySEC、MNB

iFOREXは、日本向けであるイギリス領バージン諸島(BVIFSC)の金融ライセンスを持っています。

他にもキプロスCySECやハンガリーMNBなどの海外向けライセンスも所有しています。

iFOREXのグループは、以下の3つの会社に分かれています。

・キプロスCySEC:iFOREX(Cyprus) ltd.
・ハンガリーMNB:eBrókerház Befektetési Szolgáltató Zrt.
・イギリス領バージン諸島(BVIFSC):Formula Investment House Ltd.(日本)

iFOREXの公式サイト

 
Hotforexのライセンス

日本向けライセンスセントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA)
その他ライセンスFCA、DFSA、FSCA、FSA、FSB

関連記事:Hotforex公式 規制環境

Hotforexは日本向けの金融ライセンスとしてセントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA)のライセンスを持っています。

また、海外向けのライセンスもいくつか所有しています。

  • FCA
  • DFSA
  • FSCA
  • FSA
  • FSB

Hotforexの公式サイト

 
FBSのライセンス

日本向けライセンスバヌアツ(VFSC)
その他ライセンスキプロス(CySEC)、ベリーズ(IFSC)

FBSでは日本向け金融ライセンスとして、バヌアツ(VFSC)のライセンスを持っています。

また、海外向け金融ライセンスである、キプロス(CySEC)とベリーズ(IFSC)のライセンスも所有しています。

FBSグループは、以下の2つの会社に分かれています。

・バヌアツ(VFSC):Mitsui Markets Ltd.
・ベリーズ(IFSC):FBS Markets Inc

FBSの公式サイト

 
LAND-FXのライセンス

日本向けライセンスFSA
その他ライセンス

関連記事:LAND-FX公式 規制機関

LAND-FXでは、日本向けの金融ライセンスはセーシェル(FSA)ライセンスとなっています。

LAND-FXの登録はコチラ

 

海外FX業者は日本の金融庁のライセンスなし

海外FX業者は日本の金郵庁許可を得ておらず、日本では無登録で営業をしています。

海外FX業者は「海外在住の日本人向けへの運営」という名目でやっていますが、実際は日本人顧客の登録を受け付けています。

日本の金郵庁の許可を得ていないのは次のような理由です。

  • レバレッジ25倍にしないといけない
  • マイナス残高が発生した場合は顧客に請求しないといけない(ゼロカットの禁止)
  • 信託保全を必ずつけないといけない

これらのことを守ると海外FX業者としてのメリットが消えてしまいます。

日本の金融庁では、これら海外FX業者は無許可営業として警告を発している状態です。

海外FX業者を使ってトレードすることは、法律で罰せられることはありませんが、グレーなところで取引している状態です。

税金は国内FXのように「分離課税」ではなく「雑所得」になってしまうのも、無登録業者で取引する理由かもしれません。

参考:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について

 

海外FXライセンスまとめ

海外FX業者のライセンスについて紹介して来ました。

イギリスFCAやキプロスCySECなど厳しいライセンスはブランド力アップになり、信託保全などの補償も充実しています。

しかし、厳しいライセンスほど日本で運営しにくい現状があるため、ほとんどの海外FX業者は、あえて規制の緩いライセンスを取得している状態です。

審査の緩いライセンスを取得していても、海外向けでは厳しいライセンスを取っている業者などは信頼度が高いと思います。

ライセンスがすべてではありませんが、海外FX業者の選択の1つとして参考にしてください。

 
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